「純国産メンマ作りによる竹林整備」において、ほぼ全ての県で検討がされていること等ご 同慶の至りです。ただ、各工程で検討すべき点もあり、情報の共有や知恵を出し合っての 解決が望まれます。純国産メンマプロジェクトでも、今年の第6回純国産メンマサミットin 飯田(長野県)では竹菜レシピEXPO等開催予定で食、レシピについて行われ、又クラフトメンマも検討が進んでいることは、素晴らしいことです。今後下記の点の検証等行いながら進んで欲しいと希望します。 1.竹林整備の新たな策として、今迄にない不要な竹の発生を抑える幼竹採取を行っていま すが、この効果は絶大だと考えますが、その確認が未だ充分ではないです。 糸島では、枯竹の処理と、親竹残して幼竹完伐だけで(青竹は伐採なくても)12~15 年で理想的な美竹林になる!と検討が始まっています。 竹林整備は時間はかかりますが、現在の放置竹林の早期解決を考えると、これしか(幼 竹伐採と有効活用)しかないと考えます。 幼竹を採りながら、最近活発となってきた枯竹、青竹等竹の利活用を並行して行う事が必要です。 2.タケノコの価値維持(タケノコの価格崩壊を防ぐ)を考えると、塩蔵(竹菜)法は頭書 考えていたより効果的と考えます。探す、掘るが不要で作業性も良い幼竹採取が進むと 考えます。近い考えに穂先タケノコがありますが、穂先タケノコは穂先40-40cm を採取して、下の1.5mを山に残すのは、勿体ないというより不経済です。 竹菜は、何処でも誰でもできて保存性が最も安定的である優位性を活用して先ずは<茹 でー塩蔵>を確立し、竹菜を活用した各種加工品作りをする体制つくりを望まれます。 3.現在、塩漬け(竹菜)、味付け(各種)、塩干し、竹スルメ等メンマ並びにタケノコ水 煮の分野への開発が進んでいます。メンマの国産化とタケノコ水煮の置き換えを進める 為には更に強力な商品の開発が必要です。又、年々低下しているタケノコの需要復活を メンマで行いたいと考えますが(直ぐ食べられる味付け加工品、小口包装等)、特に今 迄のタケノコの範疇に無い新たな加工品の開発が必要です。 4.この事業は、竹林整備、幼竹採取、親竹確保、茹で、塩漬け、塩抜き、塩干し、水煮、味付け、販売等範囲が広く又法令遵守等其々での...